この記事に訪れたということは、あなたは介護の仕事をやめて別業界に転職したいと考えているのではないでしょうか?
そんなあなたへ質問です。
あなたが別業界に転職したい理由はなんですか?
もしあなたの転職の志望動機が「介護職が大変だから」「とりあえず辞めたいから」になっているのであれば、あなたの転職活動は成功しないでしょう。なぜなら、企業は「なぜうち(の業界)で働きたいのか?」という志望動機に大きな興味関心があるからです。
志望動機は人それぞれで構わないですが、「今の仕事が大変で・・・」とか「とりあえず辞めたくて・・・」というような話をされたら、採用担当者も「この人とは一緒に働きたくない」と思ってしまうでしょう。もちろん、そんな志望動機を実際に採用担当者に伝える人も少ないかもしれないです。
しかし、私は在籍していた介護現場でこんな事を感じてきました。
「新しいことのために介護を辞めたい」というポジティブな動機で転職した人は少ない。逆に、多くの人が「今の現場が大変だから別業界に行きたい」というネガティブな動機で転職していました。
私がこの記事で伝えたいのは、あなたの転職の志望動機はネガティブな動機になっていませんか?ということです。
もし、あなたの志望動機がネガティブな動機であるなら、この記事を読むことで、ポジティブな動機を一緒に探してみましょう。
この記事を読んでわかること
・転職に失敗するネガティブな志望動機の特徴
・転職に成功する志望動機の特徴
・転職に成功するための志望動機の見つけ方
転職活動に失敗するネガティブな志望動機の特徴3つ
転職活動で失敗してしまうネガティブな志望動機の特徴を3つ挙げていきます。
今の仕事に対する不平・不満
あなたの転職したいという理由が、今の職場への不平・不満であるなら、それは一度忘れてしまいましょう。恐らく、あなたが抱いているように、今の仕事はとても過酷で大変な職場なのかもしれません。しかし、転職先でそのことは関係がありません。転職活動で大事なことは、転職したあなたがどうなりたいのかということです。今の仕事に対するあれこれは、転職する上では一旦放っておきましょう。
受け身な考え方になっている
受け身な考え方とは、「職場環境が良いところがいい」とか「色々教えてもらいたい」のように、他力本願な考え方のことです。あなたが享受することばかりではなく、あなたが職場に入ってどうしたいのか、どんな力になれるのかを伝えられるようにしておくと良いでしょう。
業界や企業の表面的な部分しか触れていない
印象を頼りに志望動機を考えていると、業界や企業の表面的な部分にしか触れていない浅い志望動機になってしまいます。
ネガティブとは少し違いますが、ネガティブな志望動機の人がよくやってしまう間違いです。こういう場合、もともとの転職理由が今の仕事への不平不満なので、今の仕事を辞めて別業界で働きたいと思っても、どうしてその業界で働きたいのかを具体的に考えることがなかなかできません。なんとなくの印象で伝えようとしても、採用担当者には上辺で話していることは伝わってしまうものです。
転職に成功するポジティブな志望動機の特徴3つ
ここからは他業界への転職を成功させるための志望動機の特徴を3つ挙げていきます。
業界に興味を持ったきっかけ
どうして他の業界に興味を持ったのかというきっかけを考えてみましょう。どのような経緯で興味を持ったのかを伝えることができると、採用担当者にとっても流れを理解しやすくなります。
例えば、「介護の仕事をしている時に、介護現場ではまだまだITテクノロジーが十分に活用されていないと気付いたことがIT業界に興味を持ったきっかけです」のように、仕事でも生活の場面でもいいので、あなたと転職したい業界にどんな接点があったのかを考えてみましょう。
逆に、興味を持ったきっかけを答えられないと、この人は適当にこの業界を選んだんだなと見られてしまいます。
あなたが今後どうなりたいのか
あなたがこれからどうなりたいのかを一度考えてみましょう。考える事ができたら、それを志望動機の要素に加えてみてください。採用担当者はあなたの将来像を知ることで、あなたがどうしてその業界に入りたいのか理解しやすくなります。
例えば、「今後、ITエンジニアとして介護現場の人手不足を解消するような介護ソフトを作れるようになりたいです。そのために、介護ソフトを作るためのITスキルや経験を身に着けていきたいです。」のように、今後どうなりたいのか、そのためにどんな知識や経験を身に着けたいのかを伝えられると良いでしょう。
問題意識を持っている
世の中や、自分自身に対する問題意識があると、あなたの意欲をより有効に伝えることができるでしょう。
例えば、「介護現場の介護ソフトはまだまだ使いづらいので、自分がITエンジニアになって介護現場が使いやすい介護ソフトを作りたい」とか「これまでの仕事経験でパソコンが得意だと感じたので、それを仕事としてもっと活かしていきたい」のように、世の中の問題を解決したいとか、自分自身の良さをもっと仕事に活かしたいのような意欲的な想いを伝えられると良いでしょう。
難しく考えすぎて志望動機がわからない人へ
~ポジティブな志望動機の見つけ方~
ここまで、転職を成功させるために良い志望動機の特徴をまとめてきました。
ですが、「これから自分がどうなりたいのかなんてわからない」「世の中や自分に問題意識なんてないよ」と感じる方も多いですよね。
そういう方はマジメに考えすぎている場合が多いです。転職したい業界と志望動機が最初からハマっている場合なんて少ないものです。
まずは難しく考えず、思いついたものをとりあえずメモしていきましょう。「テレワークできるようになりたい」とか「年収600万円欲しい」とか「結婚して子供が欲しい」とか漠然としたもので構いません。漠然としたものを考えているうちに、少しずつ少しずつ、志望動機の文章に組み込めそうな言葉に寄せていきましょう。
まとめ 〜介護現場の事情は一旦置いとこう〜
今回の記事の内容を整理してみましょう。
〇転職活動に失敗する志望動機の特徴
・今の仕事に対する不平・不満
・受け身な考え方になっている
・業界や企業の表面的な部分しか触れていない
〇転職に成功するポジティブな志望動機の特徴
・業界に興味を持ったきっかけ
・あなたが今後どうなりたいのか
・問題意識を持っている
〇難しく考えすぎて志望動機がわからない人へ
・まずは難しく考えず、思いついたものをとりあえずメモしていきましょう。
・思いつきをメモしながら、少しずつ少しずつ、志望動機の文章に組み込めそうな言葉に寄せていきましょう。
いかがでしたか?
あなたの転職の志望動機はネガティブな動機になっていませんでしたか?
私自身が介護からITエンジニアへの転職活動をした時の話です。
転職活動を始めた当初、私は「介護の仕事はとにかく大変で大変で・・・」という誰かに理解してほしいような気持ちでいっぱいでした。そんな気持ちから志望動機は「今の仕事が大変だから」というネガティブなものになってしまっていました。しかし、ある時に、自分が大変な想いをしたとか、介護現場が過酷だとかは、転職先には全く関係のないことに気づきました。これまでの頑張りは転職をしてからも活かされるとは思いますが、転職の志望動機では自分がどうなりたいのかを伝えようということにしました。
実際、採用面接では、ITエンジニアに興味を持ったきっかけ/将来どうなりたいのか/介護現場への問題意識という点を伝え、最終的に希望通りのITエンジニアになることができました。
ぜひ、介護から別業界への転職を目指している方は、介護現場がどれだけ大変かという事は一旦置いておいて、ポジティブな志望動機を考えてみましょう。
ポジティブな志望動機で別業界への転職活動を成功させましょう。

