やりたい事が分からない人が「職種」から決めるのが良い理由

「転職はしたいけど何をやりたいのかわからない」
そんなお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか？

もしあなたが転職先の選び方がわからないという事であれば、「業界」や「条件」ではなく、まずは「職種」から決めることをおすすめします。「職種」を先に決めることで仕事内容や労働条件がある程度イメージできるようになるため、転職活動を進めやすくなります。

今回は転職活動で成功するために、転職したいと思える職種の探し方について紹介していきたいと思います。

職種とは？

職種とは勤務先で担当する仕事内容を指す言葉です。
業務内容によって分類されており、営業職、経理職、人事職などが代表的な職種です。
専門的なもので言うと介護職やエンジニア職なども職種の一種になります。

なぜ職種選びが大事なのか？

理由①仕事内容をイメージできる

職種を決めることができれば、業界や会社が決まっていなくても転職後の仕事内容をある程度イメージできるようになります。例えば、あなたが「営業職」を選んだ場合、顧客とのコミュニケーションや提案活動が主な業務となります。一方で「デザイン職」を選ぶと、クリエイティブな業務やプロジェクトのビジュアル面に注力することになります。このように、職種によって必要なスキルや日常業務が変わるため、どの職種に向いているかを知ることが、転職活動の成功に繋がります。

また、自分がどのような環境で働きたいのか、チームワークが求められるのか、個人での成果が重視されるのかを具体的にイメージすることができ入社後のミスマッチを減らすことにもつながります。

理由②給与や労働条件もイメージできる

職種によって給与や労働条件も大きく変わるため、自分の希望に合った職種を先に決める必要があります。例えば、IT業界のエンジニア職は高い需要があり、一般的に高い給与が期待できます。一方で、福祉職や教育職では、安定した収入が得られる一方で、成長の可能性が限られている場合もあります。

このように職種を明確にすることで、自分が希望する生活スタイルや経済的な目標に合った給与や労働条件を理解しやすくなります。自分にとって重要な条件を事前に把握しておくことで、転職後の生活の質を高める選択ができるようになります。

職種を調べる時のポイント

①自分の興味や適性に合うものを探す

まずは自分が何に興味を持っているのか、どんなことが得意なのかを考えてみましょう。例えば、物を作るのが好きな人はクリエイティブな職種、他の人と話すのが得意な人は営業職や接客業に向いているかもしれません。
自分の好きなことや得意なことを書き出してみると、どんな職種が自分に合っているのか見えてくるはずです。

②最初は絞らずに広く職種を見ていこう

職種を探すときは、初めから狭い範囲に絞らずに、いろんな職業を広く見てみることが大切です。さまざまな業界や職種を調べることで、自分が思ってもみなかった仕事に出会うことがあります。たとえば、IT業界や教育、福祉など、興味が持てそうな分野をたくさんリサーチしてみましょう。
情報を集めることで、新しい発見ができるかもしれません。

③職種ごとの給与や労働環境も調べてみよう

最後に、職種ごとに給与や労働環境についても調査してみましょう。どんな仕事でも、生活を支えるためにはお金が必要です。また、働く環境も自分のライフスタイルに合ったものであることが大切です。

例えば、リモートワークができる職種や、フレックスタイム制度があるかどうかを確認することで、自分にとって働きやすい職場を見つける手助けになります。

まとめ　〜まずは「職種」を決めてみよう〜

ここまでの内容を整理していきましょう。

世の中にはたくさんの「職種」がありますし、同じ「職種」でも、企業や業界によって、働き方も変わってきます。まずは興味の湧く「職種」を見つけ、その次に企業や業界を調べていきましょう。そうすることで、なかなか進まなかった転職活動も円滑に進むようになることでしょう。

今回は以上になります。
ご一読いただきましてありがとうございました。