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介護職からITエンジニアへの転職は可能なのか ~元介護士の転職体験談~

介護職からITエンジニアに転職したいけど、そもそも転職できるのかしら?
去年の夏に転職活動を始めたばかりの私が思っていたことです。ITエンジニアは専門職なので、介護スキルしか持っていない私がそもそも転職できるのかとても不安でした。

おそらく、介護職からITエンジニアへの転職を考えている方の中には、私と同じような不安を抱いている人もいるのではないでしょうか?
今回は、介護職からITエンジニアに転職した私の経験を踏まえながら、介護職からITエンジニアへの転職は可能なのか?また、転職を成功するためのポイントとは?についてまとめていきたいと思います。

この記事でわかること
・介護職からITエンジニアへの転職は可能か?
・なぜ未経験からITエンジニアへの転職が難しいのか?
・介護職からITエンジニアへの転職を成功するためのポイントとは?

目次

介護職からITエンジニアへの転職は可能か?

結論としては、介護職からITエンジニアへの転職は可能です。
介護職だから転職が難しいという事は当然ありません。「介護職だから」というよりも「未経験だから」ITエンジニアへの転職が(若干)難しいという事を覚えておきましょう。ここを間違えてしまうと、あなたが転職活動ですべきことを見誤ってしまいます。

IT転職が難しいと感じた出来事

私がITエンジニアへの転職が難しいと感じた出来事があります。
それは、某有名俳優がCMに出ているIT専門の転職エージェントへの登録をしようとしたら、お断りされてしまい登録すらさせてもらえなかったのです。まさか転職エージェントの登録の段階でお祈りメールが届くと思っていなかったので、登録できなかった時は「自分はIT転職のスタートラインにも立てないのだろうか?」と思った事を覚えています。
その後、別のIT専門の転職エージェントを利用して、無事にITエンジニアに転職する事ができたので良かったのですが、未経験からのIT転職は簡単ではないと感じた出来事でした。

なぜ未経験からのIT転職は難しいのか

未経験からのIT転職が難しいのには、次のような理由があると思います。

未経験からのIT転職が難しい理由
・自己学習する必要がある
・成長意欲を求められる
・ITエンジニアの適性を見られる
・年齢を重ねるほど難しい

一つずつ詳しく見ていきましょう。

自己学習する必要がある

未経験者がITエンジニアになりたいのであれば、ITについての自己学習をおすすめします。これは必須ではないかもしれないですが、私が転職活動した中で、面接では必ずと言っていいほど「何か自己学習していることはありますか?」と聞かれました。

しかし、人によってはITについて自己学習するのがとても大変な場合もあると思います。自己学習をする中で、IT分野に苦手意識を感じる人も多いようです。

成長意欲を求められる

転職活動では「あなたは将来どうなりたいですか?」と質問される事が多くあります。
ITエンジニアとして一人前になるには、本人の成長意欲が不可欠です。なぜなら、ITテクノロジーやIT技術は日々進歩しており、積極的に自分から情報収集したり勉強をしていく必要があるからです。自ら成長したいと思っていない人に、「勉強しなさい」「成長しなさい」と言うのは企業側にとっても大変なことです。そのため、企業側も成長意欲のある人を求めているのです。

「なんとなくITエンジニアになりたい」という人にとっては、難しく感じてしまうでしょう。

ITエンジニアの適性を見られる

ITエンジニアがシステムは日常で私たちが触っているパソコンやスマホよりも何倍も難しいです。転職活動ではあなたにITエンジニアとしてのポテンシャルがあるかを判断されます。なぜなら、ITに苦手意識のある人がITエンジニアとして働くのは、本人にとっても、会社側にとっても、とても労力のいる事だからです。もしもシステム障害が発生した時でも、ちゃんと対応できる人なのかを面接では見極められています。

年齢を重ねるほど難しい

ITエンジニアへの転職は年齢を重ねるほど難しくなっていきます。例えば、30代前半の未経験者がITエンジニアに転職するのは、一般的に難しいとされています。これは、30代で転職する場合に求められるのが、ITエンジニアとしてのマネジメント経験だからです。未経験でIT転職をするなら20代のうちに行うのがおすすめです。私の場合、28歳で、IT転職を行いました。IT転職が難しいとされるのは、年齢による制限があることが理由という事がわかりました。

ですが、実は、私の同期には30代の人が何人かいます。未経験で中途入社した8人のうち2人が30代でした。男性1人、女性1人で、一番年上が33歳でした。なので、絶対無理というわけではないので、30代で初めてIT転職を目指す人も諦めないで欲しいなと思います。

介護からITエンジニアへの転職を成功するためのポイント

自己学習する

採用担当者から「ITエンジニアになるために何か勉強しましたか?」と聞かれた時に、しっかりと答えられるようにしておきましょう。これは面接対策という事だけではなく、自分自身がITエンジニアに向いているのか、ITエンジニアに対する適性を確認しておく事がとても重要です。

何を学習したらいいのか?おすすめの学習内容とは?

ITエンジニアへの転職活動でおすすめの学習内容を紹介します。

HTML/CSS ・・・プログラミング言語より簡単ですが、コードを書くのがどんなものなのかを実感することができるのでおすすめです。

Java ・・・広くITの現場で使用されているプログラミング言語です。教材が多いので、未経験者にもわかりやすい情報が入手できます。

ITパスポート ・・・ITに関する基本的な知識を有している事を証明できる国家資格です。1ヶ月程度勉強すれば取得できるくらいのレベルです。

高額なプログラミングスクールは必要か?

自分で学習するのは大変!という方はプログラミングスクールを検討する方もいると思います。ですが、私の見解としては、高額なプログラミングスクールは必要ないと思います。理由は2つあります。1つ目はYoutubeに学習教材がたくさんあるためです。Youtubeには現役のITエンジニアが初心者にもわかりやすい内容で、たくさんの動画を挙げていますので、高いお金を払ってまでプログラミングスクールに通う必要はないと思います。

2つ目はIT専門の転職エージェントを利用すると、無料で学習教材を提供してくれる場合があるからです。IT専門の転職エージェントの中には、未経験からのIT転職に力を入れているものがあり、IT未経験でも習得できるレベルの教材を用意しています。私も介護からITエンジニアへ転職する時にIT専門の転職エージェントを利用し、Java・PHP・ITパスポートの学習教材をもらって勉強することができました。
さらに学習内容を転職エージェントから企業側に伝達してくれたりもするので、未経験でIT転職する人にとっては一石二鳥なサービスでした。

ITエンジニアの大変な部分も理解する

あなたはITエンジニアの大変さを理解していますか?
あなたがITエンジニアの良い部分しか見ていないのであれば、IT転職は考え直した方がいいかもしれません。
ITエンジニアには次のような大変な部分があります。

・分からない事も自分で解決しなければいけない
・新しい技術について勉強をし続けなければいけない
・納期に追われる
・残業や休日出勤が多い

残業や休日出勤は配属先に寄ると思いますが、ITエンジニアには良い部分ばかりではなく、大変な部分もたくさんあります。ITエンジニアになりたい方は、仕事の大変さも理解した上で、それでもITエンジニアになりたいんだという気持ちで転職活動に臨みましょう。

ITエンジニアになって自分がどうなりたいのかを考える

「あなたはITエンジニアになってどうなりたいですか?」と聞かれたらあなたはなんて答えますか?

ITエンジニアの良い部分だけ見て転職したいと思う人ほど、将来的なキャリアプランを立てられていないものです。そんな将来の事まで分からないよって思う方も多いとは思いますが、あまり難しく感じずに自分の言葉で将来どうなりたいのかを紙に書き出していきましょう。将来像が思い浮かばない人は、ITエンジニアとして3年後、5年後、10年後にどうなっていたいのかを考えてみましょう。

まとめ 〜十分な準備をしてIT転職を成功させよう!〜

ここまでの内容を整理していきましょう。

介護職からITエンジニアへの転職は可能か?
・転職は可能
・「介護職だから」というよりも「未経験だから」難しい

なぜ未経験からのIT転職は難しいのか?
・自己学習する必要がある
・成長意欲を求められる
・ITエンジニアの適性を見られる
・年齢を重ねるほど難しい

介護からITエンジニアへの転職を成功するためのポイント
・自己学習する
・ITエンジニアの大変な部分も理解する
・ITエンジニアになって自分がどうなりたいのかを考える

総じて言えることは、なんとなくITエンジニアになりたいと思うのではなく、実際にITに触れてみたり、ITエンジニアに関する情報収集を積極的に行ってみましょう。

今回は介護職からITエンジニアへの転職についての話をしましたが、これらのことはITエンジニアへの転職に限らず全ての転職活動で共通することです。介護職は常に人手不足なので、介護業界の中で転職するのは比較的簡単ではありますが、別業界の中には簡単に転職できないこともあります。別業界への転職をするのであればその業界についての情報収集をしたり、自分がその業界に入ってどうなりたいのかを考えてみましょう。

今回はここまでになります。
転職活動をする時は十分な準備を行い、転職活動を成功させましょう。

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