こんばんは🌙
今回は私が介護士からITエンジニアに転職した理由についてお話しします。

もともと介護の仕事が大好きだった私がどうして転職しようと思ったのかをまとめてみたよ



どうしてITエンジニアを選んだのか?についても整理してみたよ
この記事が介護の仕事を辞めようか迷っている方や新しいキャリアを考えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
もともとは介護の仕事が大好きだった
私は介護の仕事を「天職」だと感じていました。利用者の皆さんと楽しく話し、リハビリをサポートする日々にやりがいを感じていました。
世間では「介護は大変」と言われますが、直接「ありがとう」と感謝される機会の多い仕事でもあります。この喜びこそ、介護の大きな魅力だと思います。
しかし、ある出来事をきっかけに、私は転職を考え始めることになります。



もともと介護の仕事が好きだったのに何があったんだろう?
介護士を辞めたいと思ったきっかけ
入社して3年目の終わりに施設管理者への昇進の打診がありました。こういう機会はなかなかないだろうと思った私は施設長を引き受けました。
ですが、ここから大変な試練が始まります…。
施設長の大変さに打ちのめされる
施設長になると施設で起きる全ての責任がのしかかりました。特に大変だったのはスタッフのマネジメントでした。
- 慢性的な人手不足
- スタッフの不満は募るばかり
- 新しいスタッフが入っても、誰かが辞める悪循環…
それに加えてトラブル対応や営業成績のプレッシャーもあり、毎日精神的な負担が大きくなっていきました。
ふと気づくと大好きだった利用者の皆さんと接する時間が激減し、「これが自分のやりたい事だったのか」と疑問を持つようになりました。
施設長を1年半ほど続けた結果、精神的に限界を感じるようになり施設長を降りる決断をしました。
介護業界しか知らないことに不安を抱く
施設長を経験したことで、私にはある不安が芽生えていました。
「このまま介護業界で働き続けていいのだろうか?」
社会に出て4年半、介護の仕事に全力を注いできましたが、介護以外のスキルや知識は何も持っていないことに気づきました。介護の仕事はやりがいがありますが、低給与・人手不足・体力的な負担など、将来への負担も大きい。
このままずっと働き続けるのは難しいと感じるようになりました。



施設長の経験や介護業界しか知らない不安から介護で働き続けることに迷い始めたんだね!
とはいえ「他にやりたいことがない…」
施設長を辞め、再び利用者の皆さんと関わる機会が増え、仕事の楽しさを取り戻していきました。しかし、介護を続ける不安が消えたわけではありませんでした。
とはいえ、「他にやりたいことがない…」というジレンマもありました。
介護よりもやりがいを持てる仕事を見つけるのは難しく、「不安はあるが、辞める理由も決めてがない」という状態が続きました。
見つけたキャリアプランの2つの軸
悩んだ末、私は「新しいスキルを身につけたい」と「介護現場を支える仕事をしたい」という2つの軸を見つけました。
①新しいスキルを身につけたい
介護業界は身体的・精神的にハードな仕事です。もし体力が衰えたとき、続けるのは難しいです。介護業界以外でも通用するスキルを持っていたいと思うようになりました。
②介護現場を支える仕事がしたい
介護現場はいつも色んな問題であふれています。私も介護の仕事をする中で「もっとこうだったらいいのに」「こういうサービスがあったら・・・」と思う場面が多くありました。
ならば自分がその問題を解決する側に回りたいと思いました。



次のキャリアを考える上での軸が少しずつ固まってきたよ
ITエンジニアという選択
この2つの軸をもとにキャリアを考えたとき、最初に思い浮かんだのが ITエンジニア でした。
理由は次の2つになります。
理由①ITスキルはあらゆる場で活かせる
今ではどの業界でもパソコンやITシステムが不可欠です。ITスキルがあれば、介護業界に限らず、さまざまな仕事で活かすことができます。
理由②IT業界なら介護現場を支える仕事につながる
介護施設では、介護ソフトや記録システム などのITツールが活用されています。ITエンジニアになれば、介護業界向けのシステム開発にも携われる と思いました。



様々悩んだ末にITエンジニアになることを決めたよ
まとめ ~介護士からITエンジニアへ、転職で広がる可能性~
介護の仕事から離れる事は簡単な決断ではありませんでした。しかし、ITエンジニアに転職した事で、新しいスキルを学び、介護とは違う形で「人の役に立つ仕事」に携われるようになりました。
介護士からのキャリアチェンジは不安もありましたが、新しい可能性を広げる大きな一歩となりました。
将来、介護系のITシステムに関わることを目標に、今後もスキルを磨いていきます。