皆さんはヒートショックという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ヒートショックとは、急な寒暖差で体がびっくりして具合が悪くなることです。
特に冬の浴室で起きやすく、毎年多くの事故が発生しています。
私が介護の仕事をしていた時も、ご利用者が自宅の浴室でヒートショックを起して亡くなったということがありました。
詳しいヒートショック対策については、ネットに多く紹介されているのでそちらをご覧いただければと思います。

今回の記事では、私が両親のために考えて取り入れたヒートショック対策を紹介していきます。
上記のようなサイトでは紹介されていないような情報にもなっていますので、皆さんの参考になれば幸いです
ヒートショックとは?
ヒートショックとは、暖かい場所から寒い場所へ移動したときなどに、急な温度差で体に大きな負担がかかることです。
特に冬場の浴室や脱衣室、トイレなどで起こりやすいとされています。
ヒートショックが起きる原因
- 大きな原因は、部屋ごとの温度差
- 暖かいリビングから寒い脱衣室や浴室に移動すると、体が寒さに反応して血圧が変化する
- その状態で熱いお湯に入ると、さらに血圧が大きく変動することがある
- 「脱衣室が寒い」「浴室が寒い」「お湯が熱すぎる」といった条件が重なると起こりやすい
ヒートショックの予防策
- 脱衣室や浴室をあらかじめ暖めておく
- 浴槽のフタを開けて浴室を暖めておく
- 部屋ごとの温度差をできるだけ小さくする
- お湯の温度を熱すぎないようにする
- 湯船から急に立ち上がらないようにする
- 食後すぐや飲酒後の入浴を避ける
- 入浴前に家族へひと声かけておく
- 無理なく続けられる対策を取り入れることが大切
実家の両親にも対策してほしいのにうまくいかない
ここからは私の実家の話になります。
現在、両親は60代半ばですが、介護の仕事をしていた私は両親がヒートショックを起さないか心配しています。
実家の浴室・脱衣室はとても寒い
私が心配する背景には大きな理由があります。
それは、実家は築年数が古く、浴室と脱衣室は冬になるととても寒いからです。
寒い浴室・脱衣室から暖かいお風呂に入ることでヒートショックの危険性が高くなってしまいます。
当人はヒートショックへの意識が薄い
両親には会うたびに「お風呂入る時はヒートショックに気をつけてね」と伝えているのですが、両親には私の心配はそこまで伝わっていないようです。
例えば、「入浴前に浴槽のフタを開けて、浴室を暖めてね~」と伝えても、実際にお風呂に入る時に本当にやっているわけではありません。
ヒートショックという言葉は知っていても、入浴のたびに対策するほどの意識はあまりないのだと思います。
ヒートショック対策を家電グッズに頼ってみた
両親の入浴事故が心配な私は、ヒートショック対策のために家電グッズに頼ることにしてみました。
脱衣室の寒さ対策「人感センサー付きヒーター」
まず取り入れたのは脱衣室に人感センサー付のヒーターを設置しました。
洋服を脱いだ時や浴後の身体の負担を減らす目的で設置しました。
私が購入したのはこちらです。
少しサイズは大きく価格も高いですが、比較的早く部屋を暖かくすることができます。

コイズミ 電気ファンヒーター
ホット&クール スリム 送風 温風 1台2役
人感センサー 自動首振り ホワイト KHF-1237/W
価格:27,800円
商品を選ぶ際のポイント
①設置が簡単なこと
→商品によっては壁に取り付けられるタイプもありました。
それはそれで場所を取らず便利ですが、設置場所を検討したり、取り付け作業が手間だと感じました。
なので、私の場合は置き型ヒーターを選びました。
②安全であること
→ヒーターにも色んな種類がありますが、安全性を考えて電気ファンヒーターを選びました。
③すぐに室内が暖かくできること
→スイッチを入れてからすぐに室内が暖かくなるように、パワーがどれくらいあるかを重視しました。
④人感センサー付き
→スイッチを入れる手間もいらないように、人感センサー付きの商品を探しました。
両親の反応
設置後、両親からは
「スイッチ入れてからすぐ暖かくなる」
「(寒かった脱衣室が暖かくなって)洋服脱ぐのが楽になった」
と好評でした。
危険を知らせる「ヒートショックセンサー」
次に、ヒートショックの危険を知らせてくれるヒートショックセンサーを取り入れました。

GRUS(グルス) ヒートショックセンサー
GRS101-01 ホワイト 12.5×6×1.9cm
価格:5,500円
商品の概要
・浴室と脱衣室の温度をそれぞれ計測
・浴室と脱衣室の寒暖差が10℃以上ある場合、または浴室か脱衣室のいずれかの温度が9.9℃以下の場合に、アラームしてくれる
・アラームは音・ライトの点滅を設定できる
設置方法
単三電池が付属されているので、本体に入れる

本体の背面には、
・フックをかける穴
・マグネット
・スタンド
がありますので、自分の好きな方法で設置できます。
私の場合、脱衣室の鏡に吸盤フックを貼って、取り付けました。

浴室用のセンサーは吸盤になっていました。
タイルの水気を拭き取ってから貼り付けると簡単には外れません。


余ってしまうので本体と一緒にフックにかけました。
アラーム方法(音・点滅、音が鳴る時間帯)を設定することができます。
人によっては音をうるさく感じる場合もあると思います。
その場合は点滅だけにするとよいと思います。

両親の反応
こうしたセンサーを取り付けることに抵抗があるかなと思いましたが、そういったネガティブな反応はありませんでした。
「ヒートショックの危険を知らせてくれるセンサーを取り付けるよ」と言うと、
「そうなんだ」とあっさりした返事でした(^_^;
取り付けた後も特に問題はないようで、寒い日には点滅しているということでした。
センサーをきっかけに少しでも意識してほしい
前文でも書きましたが、私の両親はヒートショックの危険性はそれほど意識はしていないようです。
なので、このセンサーを設置した事で、少しでもヒートショックの危険性に対する意識を持ってくれたらいいなと思います。
このセンサーを取り付けた意図としては、そんな願いもありました。
まとめ ~実家のヒートショック対策は家電に頼るのも一つの方法~

実は、私の父は2年前に脳梗塞を起したことがあります。
また、母は夜中に入浴することが多くお風呂で寝てしまうことがあります。
なので、子供の私としては少し心配しているところです。
両親には会った時に「気をつけてね」と伝えるのですが、子の心配は親にはなかなか伝わっていないみたいです。
実際に、世の中にヒートショックという言葉は広まっていますが、毎年事故の発生は後が断ちません。
知識として知っているのと、実際に日頃から気をつけているかは別のことなのだと思います。
そこで、ヒートショック対策を家電グッズに頼るのはとても有効だと私は考えています。
家電グッズに頼ることで、人間の”うっかり”による事故を防ぐことに繋がります。
ただ、世の中に便利な家電はたくさんありますが、高齢者向けや介護現場向けに十分広まっているかというとまだまだ認知されていないものも多くあります。
私の発信を通して、高齢者の生活や介護現場の助けになるような情報を少しでも届けられたら嬉しいです。
今回の記事はここまでとなります。
ご拝読いただきありがとうございました。

