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介護職からIT転職した最初の1年間を振り返ってみる

今月でITエンジニアに転職してちょうど1年が経ちました。この1年の中で大変だった事や良かった事がたくさんありましたし、逆に今後どうなっていきたいのかという所も具体的に考えられるようになってきました。

そこで今回はITエンジニアになった1年間を振り返ってみたいと思います。

この記事を読んでわかること
・ITエンジニアになって最初の1年間で起こること
・やって良かったこと
・やっておけば良かったこと
・今後(2年目以降)の豊富

なお、これは私の経験に基づく内容のため、全ての人に当てはまる内容ではないため、その点ご了承ください。

目次

時系列まとめ(1年間で起きたこと)

まずはこの1年間を時系列にまとめていきます。

①入社後1-4ヶ月目:社内研修+自己学習

入社して2ヶ月間は社内研修、次の2ヶ月は案件が決まらず自己学習を行いました。
社内研修では次のような事を学びました。

社内研修で学んだこと
・IT基礎知識
・セキュリティ
・HTML/CSS
DB(データベース)
SQL(DBを操作する言語)
Java(基本構文、オブジェクト指向、Webアプリの作り方)
・プレ開発(実際にWebアプリを作る)

DB、SQL、Javaなどのコーディング技術に関する内容は実際の現場に配属されてからもとても役に立っています。

社内研修が終わった後は案件が決まらず、2ヶ月間の自己学習期間がありました。この期間にJava Bronzeという資格を取りました。

②入社後5-7ヶ月目:配属先①(やる事がなく放置プレー)

入社から4ヶ月経ってようやく配属されたのは、クレジットカードのシステムを保守運用している現場でした。

配属先① クレジットカードのシステム保守運用
勤務時間:9:30~18:15
勤務形態:テレワークor出社(自分で選べる)
業務内容:作業手順書の修正
職場の雰囲気や印象:
・定時に帰れたりテレワークできたり働きやすい
・タスクが降りて来ず暇な時間が多かった。(放置プレーつらい)
・リーダーと誰かがよく意見対立して殺伐としている
・スキルアップに繋がらない

こちらの現場はタスクが全然降りてこず、ほとんど放置プレーだったのであまり良い印象がありません。。他のエンジニアに聞くと未経験でIT転職したばかりの人は同じように仕事が降りてこない事があるようです。もちろん、エンジニアになったばかりの私にはできることも少ないのであまり文句も言えませんが、何もしなければスキルアップにもならず悪循環ですしちょっと残念な配属先でした。

こちらは案件の規模が縮小するということで3ヶ月で終了となりました。

③入社後8-12ヶ月目:配属先②(ホワイト現場最高)

次の配属先は、信託銀行向けシステムの保守運用を行っている現場になります。こちらは今現在も配属されています。

配属先② 信託銀行向けシステムの保守運用
勤務時間:9:30~18:30
勤務形態:出社(テレワークもできなくはない)
業務内容:障害調査、保守開発
職場の雰囲気や印象:
・テレワークがしづらい
・残業は多少ある(月10~20時間程度)
・適度にタスクが降りてくる
・分からない事も聞きやすく雰囲気も良い
・Javaを使用

テレワークがしづらいのは残念ですが、こちらの技術レベルや余裕に合わせてタスクを降ろしてくれたり、分からないことも聞きやすい雰囲気でとても働きやすい環境です。

まだしばらくは今の現場での勤務が続きそうです。

やって良かったこと

技術力や経験も何もない私が意識していた事がいくつかありまして、今振り返ってみてもやっておいて良かったなと思っています。
ここでは私がこの1年間でやって良かったことを整理していきます。

①タスクがなければ自分からもらいに行く

やる事がなく手が空いてしまう時は積極的に「手が空いてるのですが何かやることはありますか?」と発信していました。それでタスクが降りてくる事もあれば、全然降りて来ない事もありましたが、「指示待ち人間」にならないようにだけ意識をしていました。

配属先①ではほとんどタスクが降りてきませんでしたが、終盤ではテストルーム(セキュリティが高い部屋)での作業にも触らせてもらうことができました。自分からアピールを続けていれば、次第に仕事をもらえるようになるんですね。

②質問のしやすい人を見つける

経験もスキルもない私にはどうしても分からない事も多いので、困った時に誰に質問しようかなというのはいつも考えていました。OJTの先輩はいましたが、何度も何度も聞かれるのは先輩も嫌だと思うので、なるべく色々な人に質問できるような環境づくりを意識しました。

質問しやすそうな人を見つけるだけじゃなく、話しかけるチャンスを見つけてはちょこちょこコミュニケーションも取りながら関係性を築いていきました。このあたりは介護職の時に鍛えられたコミュニケーション能力が活かされました。

③わからないなりに考えてから質問する

どれだけわからなくても”丸投げ質問”は絶対にしてはいけません。腐っても「これってどうやるんですか?」と丸投げの質問はしないように心がけています。

まずは一度調べたり、「こうやったらできそうだな」という仮説を自分で考えてから質問するようにしました。

④今後のキャリアについて考える

転職1年目ですが今後のキャリアについては色々と考えてきました。
具体的には次のような事を調べてきました。

キャリアのために調べたこと
・自分がどんなエンジニアになりたいのか?
  ⅬWeb系か?業務系か?
   フロントエンドか?バックエンドか?
     …などなど
・今の会社ではどんなスキルを身につけることができるのか?
  ⅬSIerだと技術スキルが身につきづらいことがわかった。
   マネジメントスキルは経験しやすい。
・今後需要のあるプログラミング言語は?
  ⅬJavaは案件数が多いが単価低い案件も多い。
   Pythonは流行りではあるけどAIの案件が多い。
   Go言語はJavaほど案件多くないけど単価が高め。
     …などなど
・数年後に転職するとしたらどんなスキルや経験が必要か?
  Ⅼ30代で転職するならリーダー経験が求められることが多い
   Web系エンジニアになるなら早めに転職した方がいい。
      …などなど

どのプログラミング言語を習得するのか、どんな経験を身につけるかでエンジニアのキャリアは大きく変わります。なるべく具体的に自分がどうなりたいのかを調べて方向性を決めようと思って調べていました。

反省点・やっておけば良かったこと

ここからはこの1年間の反省点とこれをやっておけばよかったなぁというポイントをあげていきます。

①SIerとWeb系エンジニアの違いをよく知らなかった

私はSIerに属しますが、SIerとWeb系エンジニアの違いをいまいち理解せずにこの1年間を過ごしてしまいました。SIerの特徴は以下の通りです。

SIerの特徴
・業務系システムの案件が多い
・技術スキルが上がりづらい
・上流工程から携われる
・要件定義から製造まで一気通貫で経験できる
・業務の手順化されているから属人化しづらい
・収入が比較的高い

一方でWeb系エンジニアの特徴も挙げてみましょう。

Web系エンジニアの特徴
・Webアプリなどのシステムを携わる
・技術スキルが上がりやすい
・担当工程以外は経験しづらい
・業務が属人化されやすい

私はSIerで、中々タスクが降りて来なかったり、コーディングができないことに不満を感じていますが、それは自分にスキルがないからだと思っていました。しかし、「SIer」という職業が技術スキルが上がりづらいという事は知りませんでした。

この情報をもう少し早く知っていたら、転職活動の時点で理解していたらもう少しミスマッチングが防げたかなと思います。

②コーディング技術を磨けなかった

反省点①と通じますが、コーディングがほとんどできなかったのは大きな反省点です。職場環境に依存してしまうのではなく、自己学習したりやりようはあったと思います。

コーディング技術は自分のキャリアにも大きく影響すると思うので、この点は妥協してはいけないポイントと認識しています。

今後(2年目以降)の抱負

ここからは今後の抱負を書いていきたいと思います。

①Webエンジニアを目指す

今はSIerですがWebエンジニアに転職したいです。なぜなら、介護ソフトはWebアプリケーションという部類に属していることが多いので、Web系エンジニアとして、介護現場の人が使いやすい介護ソフトを作りたいからです。

そのためにWeb系の転職市場の情報収集やWeb系のスキルを身につけていきたいと思います。

②自己学習でアプリ開発してみる

Javaを使用してアプリ開発をしていきたいと思います。入社研修でJavaで簡単なWebアプリを作成したので、その知識を使いながら実践していきたいと思います。

③コーディングスキル

②と共通していますが、Javaのコーディングをどんどん習得していきたいと思います。JavaのSpringフレームワークは必ず習得していきます。

ただコードが書ければ良しではなく、他の人にとっても理解しやすかったり、修正しやすいコーディングができるようになりたいと思います。

④GitHubの活用

巷でよく聞くGitHubを活用していきたいと思います。
GitHubはバージョン管理システムというもので、作成したアプリのファイルなどを保管できるツールです。

このツールは他の人が保存しているコードも閲覧できるため、たくさんの使用例の中から自分に合ったコーディングを閲覧することができるようになります。

まとめ

この記事の内容を整理していきましょう。

この1年間で起きたこと
・入社研修で基礎的な事を広く学ぶことができた
・初めての配属先では放置プレーできつかった
・2つ目の配属先ではタスク量も適度で働きやすい

やって良かったこと
①タスクがなけらば自分からもらいに行く
②質問のしやすい人を見つける
③わからないなりに考えてから質問する
④今後のキャリアについて考える

反省点・やっておけば良かったこと
①SIerとWeb系エンジニアの違いをよく知らなかった
②コーディング技術を磨けなかった

今後(2年目以降)の抱負
①Webエンジニアを目指す
②自己学習でアプリ開発してみる
③コーディングスキルを磨く
④GitHubの活用

この1年間で良い事も悪い事もいろいろありましたが、もともとエンジニアにもなれるかも分からないような状況から考えれば、今の状況はありがたいものです。

ですが、これで満足ではなく、もっともっとスキルアップして自己実現をしていきたいと思います。

今回は以上になります。
ご一読ありがとうございました。

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